女子ゴルフ放映権。
基本的には、競技の主催団体が放映権を持ち、放映権料をもらっている。サッカーや野球等多くの金額をもらっているようだ。最近では、Jリーグのダ・ゾーンとの１０年２１００億という契約が頭によぎる。以前はスカパーで、年間５０億およそ４倍。そんな中、女子ゴルフは、スポンサー側に放映権があり、LPGAには放映権料は入ってこないようだ。その背景には、テレビ局がスポンサーを探し、開催費用を負担してきたおかげで、ここまで発展してきた経緯がある。それを、いかなる事情があるにせよ、急に変更することに納得できないようだ。そりゃそうだ。収入減るしね。
LPGAとしては、女子ゴルフに年金制度を充実させたり、これからの運営基盤を安定させるための施策として、実行したいと主張している。
更に
B．LEAGUE →４年で１２０億 ソフトバンク ２０１８年からDAZN
海外
プレミアムリーグ →１年 1,000億
メジャーリーグ →８年 １２０億ドル 数社で2014年〜2021年 等
桁・規模が違う。
このような現状を知ってしまうと、少しでも人気のある内に放映権をJLPGAに移したいのかもしれない。しかし、日本の現状として生放送でない日本のゴルフ放送は人気がなく女子の試合でも観客動員数は増えているが、視聴率が落ちでいるのが現状。タケ小山さんが言うように、宮里藍さん・石川遼選手が活躍しているうちに行った方が良かったかもしれない。ビデオリサーチの調べでも、２００５年ぐらいまでは１０％超えの視聴率があったようだが、そこから下降線で今は一桁台が当たり前になってしまっている。
国内ゴルフ女子ツアーの観客動員数は男子ツアーの2倍！: ぶっ飛びゴルファー日記
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この現状を踏まえ考えると、いくら観客動員、試合数が増えている女子トーナメントでも、スポンサー側としては簡単に返事ができない状態なのではないか。選手の為、今後の女子トーナメントの運営の為には、資金も必要なのであろうがこのままの現状であれば厳しいのではないかと思う。
そこで、女子トーナメントが人気なうちに世界とまでは行かないが、男子が上手く流れに乗れなかった、アジアツアーを日本発信で行う方向はどうだろうか？今では、男子のアジアンツアーの規模もかなり大きくなってきている。今は人気の女子も、人口が減っていく事が確実な日本でじっとしているよりも、韓国勢や他の海外選手を締め出す！狭めていく方向ではなく。世界を目指す！広める方向で行くのはどうだろうか？世界・アジアのマーケットはかなり大きい。それが実現したら、今回の放映権の話なんて問題にならず、世界を相手に堂々と放映権を売ることができるのにな〜。
男子駄目だったから女子どうかな？アジアの女子のゴルフ事情はどうなってるのかしらないんだけどね。日本だけにこだわるよりは遥かに良いような気がする。そして、今の男子のPGAのような立ち位置を日本のJLPGAが築いたら面白いのにと思います。
参考
