世界で活躍する日本人スポーツ選手。実は・・・。
プロを目指すなら、子どもの頃に、
いろいろなスポーツをやらせた方がいいのか?
一本好きなスポーツに絞った方がいいのか?
どっちなのだろうか?
昔は、
一つのスポーツを幼い頃からやってきた人が
そのまま、そのスポーツでプロになる。
それが普通だった。
しかし、
この記事のように3種類ぐらいやったほうがいい。
アメリカのプロ選手は、何種類かのスポーツを経験している。
とか、言われているが・・・。
それに、最近では色々なスポーツを経験し、
そのなかで、自分のあった競技を見つける事が望ましい。
いろいろなからだの動きを経験することで
柔軟に対応することができる。
と、さまざまなところで言われている。
アメリカは、シーズンによって競技が制限され
複数の競技を経験しやすい環境になっているようだ。
何が自分にあっているのか等、小さい頃から分かるわけもなく、
色々やっていくうちに自分の得意をしり、その競技をやるのが理想
である思うのだが・・・。
実際に世界で活躍している日本人をみると。
幼い頃から、そのスポーツ一本で来ている方が
多いように感じる。
もちろん、同時に水泳や体操など他の習い事もしている。
まったく他のスポーツをしないわけではない。
しかし、基本的には一つのスポーツをメインにしている。
最近活躍している選手を見ていると。
スケート 羽生結弦 - Wikipedia
ゴルフ 松山英樹 - Wikipedia
ジャンプ 高梨沙羅 - Wikipedia
皆、幼少期他のスポーツをやってないわけではない。
しかし、メインのスポーツは決まっている。
アメリカで言う複数競技を経験とは違うと思う。
アメリカでは、季節ごとに行うスポーツが決まっており、
そのシーズン以外はそれ以外のスポーツが学校ではできない
仕組みになっているようだ。だからその季節によって
全部の競技に真剣に取り組める環境になっている。
それと、日本で言ういろいろなスポーツを経験と
同じに考えていいのだろうか?
更に、アメリカでも複数のスポーツを経験した方が
良いのはわかっているが、それでは一つのスポーツに
絞ってやって来たひとに遅れをとると言うことで、
一つに絞っている子もいるようだ。
こうして競技選択の「専門化」とスター選手の「若年化」が進展します。より若い時から競技を絞り込み、プロ顔負けの専門的なコーチングを受け、合宿に参加してスキルアップを目指し、「明日のスター選手」を目指すのです。実はここには大きな矛盾があります。単一競技をプレーし続ける方が、複数競技を選択的にプレーするよりも、運動選手としてバランスの取れた発育が遅れ、怪我やバーンアウトのリスクが高まることが分かっているからです。しかし、こうした専門的な知見を知る親は限られ、多くはビジネス化の進展の波に飲み込まれていくのです。
下記の記事(シーズン制、階層制…こんなにも違う日米の高校野球)
からの引用だが、理由はどうあれ色んなスポーツを経験した方が
良いのはわかっているにもかかわらず、単一競技を選択する。
本来は、複数スポーツを経験し、自分にあったものを選び、
体のケアをしながらスポーツをする事が理想なのかもしれない。
しかし、色々な要因で複数スポーツを真剣に取組み
ある一定の時期が来たら選択するというのは難しいのではいか。
特に、日本では制度から変えて行かないと
それを実行する事はできないように感じる。
それに、個人的な感覚なのだが、
皆がプロになれるわけではないので
複数スポーツを経験し、その経験をもとに
大人になっても色々とスポーツをすることが理想だが。
こと、プロと言う話になると。
早い時期に自分のやりたいスポーツに出会い
それをとことん突き詰められた人が超一流の選手に
なっていけるのではないだろうか?