「すごい!もっと聞きたい」バース・デイ 中田監督と井村チームリーダーの対談をみて。
中田監督と井村チームリーダーの対談を見て。
すごい、もっと聞きたい!ノーカット版やってくれないかな〜。
申し訳ないが、変な子育て本を読んだり、コーチングの本を読むより絶対に参考になると感じた。自分のイメージでは井村さんはただただ怖いイメージの監督だったけれども・・・。これだけの成績を残しているには、それだけの理由がやはりあった。ただの怖いおばさんではなく、時代に合わせて指導法を変えきちんと選手と向き合って指導している事が分かった。めっちゃすごいひとなのだと。叱るのにきちんと理由と愛情を持っている。そして、時代によって教え方を変えている。昔の選手なら頭ごナシに怒鳴りつけていればよかったが、いまはそうも行かない、きちんと理由が必要とのこと。
中田監督もそれに同意している。
一番、印象に残ったところは、
伸びる選手の見分け方で
二人の意見が同じで
「自分で限界を決めない子」
これに尽きるそうだ。
言われるとそりゃそうかもと思うかもしれながいが、多くの代表選手を見てきて二人が言うのだから奥が深い。だって、一般の子供達なら勿論そうだろう。自分で無理と言う子はなかなかそのスポーツをやらないし続かない。しかし、そのスポーツで代表まで登ってきた選手の間でも、違いがでる。そして、やはり超一流選手になる子は、
「自分で限界をきめない。」
それが、自然に身についたものか?持って生まれたものか?もって生まれたものならばしょうがない。しかし、あとから身につけられるものであれば、小さいうちからそういうい教育をしていけば、もっと凄い選手が育てられるのではないか?スポーツ選手になりたい子達はいっぱいいると思う。しかし、誰もが皆一流選手になり活躍できるわけではない。才能や素質が大きく関係してくるところもあると思う。その中で、監督・コーチの指導でその子が変わって行く要素があるのならば、できるだけ監督・コーチのもとで学ばせてあげたいし、そういう監督・コーチが増えてくれるといいな〜。
もし、自分の子供がスポーツをやることになった場合。そういう指導者のもとでやらせてあげたいな〜。それで、駄目ならしょうがないよね。
もとは自身もオリンピック経験のある競技者。
引退後、教員免許を取り先生をやりながらシンクロを教える。
1978年より日本代表監督となり、その後「井村シンクロクラブ」を設立、
当時は独特のスパルタ式指導法で、世界的選手を次々ろ育成。
「シンクロ界の母」と言われるようになる。
その指導力をかわれ、中国でも指導を行い、オリンピックでメダルを獲得している。
井村さんが指導したオリンピックでは、必ずメダルを獲得している。恐ろしい人である。
低迷する日本のシンクロ界を立て直した、井村監督の奇跡の指導力とは?(前編) - honto+
この辺の記事を読むと。
やはり、良いコーチに合うことがとても大切で、もちろん、何でも自分でこなせる子もいるが、基本的にはコーチの存在は多きい。早い段階でいい指導者に会えることはその選手にとって、人生を左右するぐらい大きなことなのかもしれない。
もちろん、本人の資質が一番ではあるが・・・。
知らなかったが、もともとはセンターでセッターではなかったのか?その才能を見抜いた山田重雄さんもまたすごい人なのだろう。その後、日本女子バレー史上初となる3度のオリンピック出場を果たしている。引退後は、イタリヤでコーチ・日本で久光製薬の監督となり、数々の優勝。そして、女子チーム初めてとなる3冠を達成している凄い人。自分のイメージの中ではものすごく怖くいつも眉間にシワがある印象だ。
今見るととてもおもしろい。
そして、日本バレーボール協会理事会にて満場一致で、バレーボール女子日本監督に選出され東京オリンピックでメダルが期待されている。
「意識改革!」これが大切だね。
いままでもそうだったかもしれないが、これからのスポーツ選手は、自ら考え自ら動く!それが出来ない選手は、伸びていかない。昔みたいに、身体能力・才能があるだけでは通用しない。スパルタで有無を言わさず練習を強要できなくなったから、自らうごかないと、その才能は伸びない。そこをどう指導していくかがこれからの指導者にもとめられている所なのかもしれない。そして、この二人を見ていると学ぶところが満載である。指導者はぜひ!参考にするべし。