701日記

ななまるいち日記。スポーツを中心に気になった事を書きたい

テニス全米オープンを見て、思った事。

大阪なおみ選手の全米オープンを見て思ったこと。

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泣いたり笑ったりと感情の起伏が激しそうで実は強い。試合の中で、色々あったのに、集中を切らさずプレーができている。本人は我慢が出来たと言っている。

インタビューでは、ちょっと抜けている感があり、日本語での受け答えがとってもキュートな選手。スポーツ選手の勝ち気さが感じられない。小さいころから憧れのうウィリアム選手との戦い、勝ちたいけど、勝ちたくない。そして、アウェーの雰囲気。そんな中、相手の行為による中断を経ての勝利。憧れの相手に勝った喜びとウィリアムびいきの中で勝ってしまった申し訳なさを隠しもしないで表現するところがファンを惹きつけるのかな〜。

そして、そこにこころの強さを感じる。

何があっても自分は自分と思える心の強さ。何があっても相手に勝つんだ!とうい前にでる強さではなく、自分を信じる。自分を信じて出来ることだけをする。

いままでの選手は、見た目から強さを感じ、実は心の弱さをカバーしていたのではないかと思う振る舞い。それにより自分を鼓舞していたのかもしれないが。そんなスポーツ選手が多いと思っていた。

しかし、最近のスポーツ選手は、大谷選手、羽生選手、大阪選手、錦織選手等、世界で活躍する選手のイメージが変化してきているように感じる。

一言でいうと、マイルドになっているというか、闘争心的なものが心には秘めているのかもしれないが、全面的にでてこないイメージがある。

静かに自分の中で火を灯し、表には出さない。

それが、勝ちにこだわっているんだけど、昔の選手のようにギラギラしていない、ちょうどいい集中力を持っているように感じる。

日本は、失われた30年になると言われているが、この世代の子供達が、自分達と違った感覚で次の世界を切り開き日本を変えて行ってくれそうな気がする。気合、努力!で俺についてこい!的な古いものではく、一緒に頑張って行こう!好きな事をもっともっとと純粋にハマっていく感じ。それに勝手に勝利がついてくる。これからは、いまの若い選手にいっぱい教わらなければいけないのかもしれない。スポーツは、経験も大切でなかなか若いころから活躍する選手は少数だが、自分達の経験・知識では図りしれないなにかを持ち、従来の選手を一気に抜き去るスターが現れる事がある。それをたまたまと流すのではなく、そこから少しでもその時代にあった方法を学び、これからの選手の育成につながっていってほしい。

どんどん、想像を超える選手がでてきてほしい。

 

 

 

 

追伸

mariyoshihara.blogspot.com

英語が分からない自分は、ただ日本の報道を鵜呑みにしてしまっていたけれど、全然ニアンスの違った言い方に訳されている。ここまで違うと感じ方・理解が違って来てしまう。やはり、自分で英語を理解し、海外の記事を直接読まないと本当のところは理解できないと感じた。少しづつ勉強していきたい。

日本にいるとセクシズムやマイノリティという事を考える機会が少ないというか、普通に生活していると考える事がない。海外では普通に考えている事なのだろう。これから日本でも色々考えさせられる事が多くなると思う。スポーツの世界から広がる可能性もたかいのではないか。それに、スポーツの世界の方が、受け入れやすいのではないかと思うがどうだろうか?考えていきたい。

 

追記

NYビート:セリーナ騒動の報道にみる米国文化 - 毎日新聞